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★ニュータウン / 近隣住区 sitemap ニュータウンでは、近隣住区に近隣センターが設置され、スーパーや商店が出店し、当初の計画では、住民は地区内で買い物を済ませることができるようになっていました。しかし、スーパーの撤退や商店の空き店舗が目立つようになっています。それに代わって、規制に及ばない周辺部にディスカウントストアが進出するようになっています。経済の発展や生活スタイルの変化に対応出来なかったようです。 たとえば、泉北ニュータウンの各近隣センターの現状は次のようになっています([泉北]泉北の近隣センター、空き店舗数が 全体の2割超)。 ![]() 近隣センターの立地は次のようになっています(泉北ニュータウン近隣センター再生プラン、店舗名は筆者が追記)。近隣センターのほかに、泉北高速鉄道の3つの駅前に、泉ヶ丘、栂、光明池地区センターがあります。泉ヶ丘地区センターには、タカシマヤ、コノミヤ、成城石井、三杉屋が出店し、栂地区センターにはイオンが、光明池地区センターにはダイエーが出店し、近隣センターのスーパーや商店と競合しています。 ![]() 千里ニュータウンの場合は、近隣センター等の役割分担は次のようになっていて、「各センターの店舗や施設の立地は、土地利用計画で定められ用途地域等により規制されている」ということです(近隣センターの必要性)。泉北ニュータウンでは、泉ヶ丘地区センターが中央地区センターの役割を担っているものと思われます。
規制の及ばない周辺地域の道路沿いには、万代、業務スーパーなどのスーパーやコンビニ、飲食店が増えています。また、敷物団地には、アクロスモール泉北店、サンディ、パチンコ店、コンビニが次々に出店し、商業地域に変わりつつあるようです。近隣センターのスーパーや商店は、これらの店舗とも競合します。その結果、栂地区のすべての近隣センターから、スーパーが撤退するなど、近隣センターの地盤沈下が顕著となっています。 ![]() 住民の意識調査によると、日常の買い物場所の比率は次のようになっています(泉北ニュータウン近隣センター再生プラン)。 ![]() 日常の買い物の交通手段は次のようになっています。ニュータウン地域内では、徒歩が自動車を上回っています。 ![]() 各地区の施設数は次のように推移しています( 泉北ニュータウンにおけるニュータウン内外の施設変遷と近隣センターの利用実態に関する研究)。1992年のピークから人口減少は続いているものの、逆に施設数は増加し、最近もほぼ現状を維持しています。泉ヶ丘地区ではコンビニの増加が目立っています。周辺地区では、道路沿いにスーパーやコンビニ、飲食店が増えています。 ![]() 近隣センターでは、スーパー、飲食、物販が減り、福祉、教室が増えています。 ![]() |